「宇奈月の家⑩」内部&外部の下地作業~♪

池田です。

内部&外部の下地作業、着々と進んでおります。
今回は、グラスウール充填断熱で断熱を強化していきます。
家全体を内部から包み込む事で内壁と外壁との境(壁内外通気)の道筋を
しっかりと分けて施工していきます。

杉の化粧梁も暖かみある雰囲気が出てきましたね。

<下地作業の様子>

造作材取付の様子です。
建具材、窓枠材共に杉の無垢材を仕様させて頂いております。※自社加工です。
こうする事によって造作材でも調湿効果を高めていく事が出来ます。

<造作材、窓枠材の様子>※杉材 自社加工

次に外部の下地作業です。
下地材は、通気の貫材を仕様しています。
こうする事で外壁内から屋根の棟までの空気の流れを作り、
自然の力を利用して、空気の循環を行っていきます。

<外部下地作業の様子>

<外部の通気貫材>

軒裏の様子です。
杉板材で施工させて頂きました。
少しずつ雰囲気が出てきましたね。

<軒裏作業の様子>

「宇奈月の家⑨」屋根と外部の作業中です♪

池田です。

建方作業も終わり、着々と進んでおります。
屋根作業の様子です。
今回の屋根材は、SGL鋼板の横葺き仕様です。

野地板の上にシージングボードを敷きます。
この作業により、防音、調湿、断熱性を高め、
同時に棟部に通気層を作ります。
その上に防水シートを張っていきます。

<シージングボードの様子>

<防水シートの様子>

SGL横葺きの様子です。
雪止めも付けて綺麗に仕上がりました。

<SGL横葺き>

棟の換気部分です。
ここから、空気の流れを作っていきます。

<棟換気部の様子>

次に外部の下地作業に入っていきます。
今回は、外部に面材(ハイベストウッド)を張って
耐力壁を造っていきます。
ハイベストウッドを仕様する事で、室内の断熱性や気密性も高める事ができます。

<外部の様子>

窓サッシは、YKKのAPW330です。
内外部ともに樹脂製で結露の防止になります。
また、Low-E複層ガラスと併用して
より高い断熱性能を発揮してくれます。

軒裏の下地作業も進めていきます。

内部の方は、床の捨て張り作業に入ってきました。
床の断熱材をしっかりと入れていきます。

<床の断熱材の様子>

「宇奈月の家⑧」天候の良い上棟日でした~♪

池田です。

9月に入りましたね~。暑い日がまだ続きそうですね。

先日、「宇奈月の家。」上棟させて頂きました。
当日は気温は上がっていましたが、天候に恵まれた
最高な日でもありました。

作業に携わって頂いた皆さん、ありがとうございました。

建方作業は、木材を1本づつ組み上げていきます。
皆さん、慎重かつ迅速に作業してくれました。
若い大工さんたちも立派に成長した職人に
なっていますね~。

<建方作業の様子>

リビングの6寸角柱や化粧梁も綺麗に納まりました。

手刻み作業の「金輪継ぎ」もしっかりと組む事ができました。

「宇奈月の家⑥」手刻み作業♪(金輪継ぎ、6寸角柱)

池田です。

作業場での手刻み作業も終盤に差し掛かってきました。
梁と梁を繋ぐ継手作業の様子です。

今回は、主に「金輪継ぎ」で繋いでいきます。

「金輪継ぎ」とは、伝統的な継手の中でも特に頑丈なもので、梁や柱を繋ぐ時の工法として
仕様させて頂いております。

あらかじめ作業場で仮組をすることで、
微調整をして最後にカンナで仕上げていきます。

<金輪継ぎの仮組作業>

次にヒノキ6寸角柱の加工に進んでいきます。
木目の位置や背割れの位置を確認しながら寸法を決めていきます。

<ヒノキ6寸角柱の加工>

仕上げは、カンナ掛けです。
ヒノキの香りがとても心地良いですね~。

「宇奈月の家⑤」手刻み作業 (木材加工偏)♪

池田です。

お盆休みもあっという間に過ぎていきましたね。
皆さま、今年はどのように過ごされていたでしょうか。

さて、「宇奈月の家。」手刻み作業の木材加工に進んでいます。
電動機械、カンナ、ノミを使いながら皆で分担して作業を進めていきます。

<桁、梁の手刻み作業>

<土台(ヒノキ材)の手刻み作業>

<傾斜梁の手刻み作業>

それぞれ、丁寧に手刻みをして仕上げていきます。
杉やヒノキの香りがとても心地よいですね~。

<各種仕上がりの様子>

「宇奈月の家④」 基礎工事の続き♪

池田です。

基礎工事の続きです。
ベースコンクリート打ち作業が終わると、
次に立ち上がり部分に進んでいきます。

今回の立ち上がり基礎幅は、150mmです。
それと同時にホールダウン金物を固定していきます。

<型枠立ち上がり組立の様子>

コンクリートを流し込み、レベラーモルタルで高さをしっかり決めていきます。
一定の養生期間を終えてべた基礎の完成です。

<べた基礎完成の様子>

「宇奈月の家③」 手刻み作業(墨付け偏)

池田です。

作業場の方では、骨組みとなる木材の「墨付け」作業に進んでいます。
木のクセを見抜き1本づつ適材適所に木材を配置していく重要な作業で、
「木組み」の重要となる部分です。

繊細な作業ですが、「木と会話」できる楽しい時間でもありますよ。

<構造材の様子>

土台部分は国産ヒノキ材、
桁、梁は、杉材(県産材)を仕様させて頂いております。

<土台墨付けの様子>

<桁、梁の墨付けの様子>

「宇奈月の家②」基礎工事~♪

池田です。

「宇奈月の家。」 基礎工事に進んでおります。

初めに丁張り作業です。
水平基準ラインを出して、建物の位置と高さを決めていきます。

<丁張り作業の様子>

砕石で転圧しながら基礎底のカタチを造っていきます。
基礎廻りに捨てコンクリートを打って防湿シートを敷き
鉄筋作業の準備をしていきます。

<砕石基礎底の様子>

<基礎廻りの捨てコンクリート打ち作業>

<防湿シートの様子>

鉄筋の配筋作業です。
基礎の位置や繋ぎ目を確認して、固定していきます。

<基礎配筋作業の様子>

水回りの排水作業の様子です。
事前に取り付けていきます。

ベースコンクリート打ちの様子です。
少しづつ、基礎のカタチが出来てきました。

<ベースコンクリートの様子>

「宇奈月の家①」解体作業~♪

池田です。

「宇奈月の家。」解体作業始まりました。

初めに蔵の解体作業からスタートします。
築70年以上経つ蔵ですが、建物自体とてもきれいです。
長年に渡り、建物の管理をしっかりとされていたのがわかりますね。

<既存の蔵の様子>

石垣植木塀と解体作業の様子です。
塀は作業スペース確保のため、ある程度撤去させて頂きます。
石垣は、後に再利用させて頂きます。

<石垣と植木の様子>

長年に渡り建物を支え続けた、ケヤキの梁材です。
古い建物解体の場合は、当時の大工さんの仕事を見る事ができます。
仕口を見る事でとても勉強になりますので、とてもありがたいですね。

<長年支え続けたケヤキの梁材>

無事に解体作業が終わりました。
解体屋さんありがとうございます。