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写真:w様邸2Fフリースペースより
皆さんは、よく耳にする木の性質について、木は暖かい、落ち着きがあると言う言葉が多いと思います。
それは、木のもっている多くの性質の一部分です。
製材したままの木を無垢といいますが、無垢の木には、人が生活する上で大切な性質を兼備えています。
無垢の木には、温度調節や湿度調節の機能があります。
木の断面は、木のつくっている繊維のひとつひとつの細胞が中空の状態で空気に触れています。
木は、細かい穴を持った穴あきの素材です。
この穴あき素材の機能は大変優れています。
温度が高いときには、空気中の水分を吸い込み穴の中に 吸着します。
逆に、室内が乾いて湿度が足りなくなると、穴から水分をはきだします。
これは、何かの性質ににてませんか?そうです!人の皮膚呼吸と同じ性質なのです!
これが、調湿作用と言える性質です。
温度に対しても、保温や断熱効果があります。
例えば、針葉樹の場合ですが、人の肌が木に触れると保温効果がでて温かみを感じます。
逆に日射の強い場合は、断熱材となって熱を伝えにくくなるので涼しく感じます。
無垢の木の性質は、人の性質に近い部分があるので無垢の木は人間にとって快適な条件を満たしてくれる
家が造れると思います。