池田です。
1月に入り、冬本番になってきましたね~。
さて、定期的に国内で使用されている「木のおはなし」をしていきます。
第1回目はイチョウ(針葉樹)です。
樹名:イチョウ
分類:イチョウ科
・主に日本で全国的に広い地域で見られる。
・神社仏閣などで大事に育てられ、鳥獣が種子を運び山野に自生するようになる。
<イチョウの木目>
【街路樹として親しまれてきた樹】
一般に針葉樹の木目ははっきりとしていますが、イチョウの木目は広葉樹の散孔材とおなじで年輪がぼけています。
イチョウは、樹内に栄養を貯蔵するシステムが発達しているので大きくなり幅広い板が取れやすく木目がぼけて柔らかい刃当たり感があるのでまな板や洋服の裁板などに多用されます。
また、碁板や将棋盤にも使われ、カヤ材に似ているので普及品として仕様されています。
イチョウは街路樹にも多く使われ、秋には黄葉して楽しませてくれます。
<イチョウの葉>
イチョウの葉は針状ではなく広いので、広葉樹に見えますが立派な針葉樹です。
針状をしていた葉が開いた形に変化してイチョウの葉型になります。
落葉する針葉樹は、他にもカラマツがあります。