「宇奈月の家⑥」手刻み作業♪(金輪継ぎ、6寸角柱)

池田です。

作業場での手刻み作業も終盤に差し掛かってきました。
梁と梁を繋ぐ継手作業の様子です。

今回は、主に「金輪継ぎ」で繋いでいきます。

「金輪継ぎ」とは、伝統的な継手の中でも特に頑丈なもので、梁や柱を繋ぐ時の工法として
仕様させて頂いております。

あらかじめ作業場で仮組をすることで、
微調整をして最後にカンナで仕上げていきます。

<金輪継ぎの仮組作業>

次にヒノキ6寸角柱の加工に進んでいきます。
木目の位置や背割れの位置を確認しながら寸法を決めていきます。

<ヒノキ6寸角柱の加工>

仕上げは、カンナ掛けです。
ヒノキの香りがとても心地良いですね~。

「宇奈月の家⑤」手刻み作業 (木材加工偏)♪

池田です。

お盆休みもあっという間に過ぎていきましたね。
皆さま、今年はどのように過ごされていたでしょうか。

さて、「宇奈月の家。」手刻み作業の木材加工に進んでいます。
電動機械、カンナ、ノミを使いながら皆で分担して作業を進めていきます。

<桁、梁の手刻み作業>

<土台(ヒノキ材)の手刻み作業>

<傾斜梁の手刻み作業>

それぞれ、丁寧に手刻みをして仕上げていきます。
杉やヒノキの香りがとても心地よいですね~。

<各種仕上がりの様子>

「宇奈月の家④」 基礎工事の続き♪

池田です。

基礎工事の続きです。
ベースコンクリート打ち作業が終わると、
次に立ち上がり部分に進んでいきます。

今回の立ち上がり基礎幅は、150mmです。
それと同時にホールダウン金物を固定していきます。

<型枠立ち上がり組立の様子>

コンクリートを流し込み、レベラーモルタルで高さをしっかり決めていきます。
一定の養生期間を終えてべた基礎の完成です。

<べた基礎完成の様子>

「宇奈月の家③」 手刻み作業(墨付け偏)

池田です。

作業場の方では、骨組みとなる木材の「墨付け」作業に進んでいます。
木のクセを見抜き1本づつ適材適所に木材を配置していく重要な作業で、
「木組み」の重要となる部分です。

繊細な作業ですが、「木と会話」できる楽しい時間でもありますよ。

<構造材の様子>

土台部分は国産ヒノキ材、
桁、梁は、杉材(県産材)を仕様させて頂いております。

<土台墨付けの様子>

<桁、梁の墨付けの様子>

「宇奈月の家②」基礎工事~♪

池田です。

「宇奈月の家。」 基礎工事に進んでおります。

初めに丁張り作業です。
水平基準ラインを出して、建物の位置と高さを決めていきます。

<丁張り作業の様子>

砕石で転圧しながら基礎底のカタチを造っていきます。
基礎廻りに捨てコンクリートを打って防湿シートを敷き
鉄筋作業の準備をしていきます。

<砕石基礎底の様子>

<基礎廻りの捨てコンクリート打ち作業>

<防湿シートの様子>

鉄筋の配筋作業です。
基礎の位置や繋ぎ目を確認して、固定していきます。

<基礎配筋作業の様子>

水回りの排水作業の様子です。
事前に取り付けていきます。

ベースコンクリート打ちの様子です。
少しづつ、基礎のカタチが出来てきました。

<ベースコンクリートの様子>

「宇奈月の家①」解体作業~♪

池田です。

「宇奈月の家。」解体作業始まりました。

初めに蔵の解体作業からスタートします。
築70年以上経つ蔵ですが、建物自体とてもきれいです。
長年に渡り、建物の管理をしっかりとされていたのがわかりますね。

<既存の蔵の様子>

石垣植木塀と解体作業の様子です。
塀は作業スペース確保のため、ある程度撤去させて頂きます。
石垣は、後に再利用させて頂きます。

<石垣と植木の様子>

長年に渡り建物を支え続けた、ケヤキの梁材です。
古い建物解体の場合は、当時の大工さんの仕事を見る事ができます。
仕口を見る事でとても勉強になりますので、とてもありがたいですね。

<長年支え続けたケヤキの梁材>

無事に解体作業が終わりました。
解体屋さんありがとうございます。